デジタルツイン
- kamemaru
- 10月10日
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最近工場の新設にあたって、レイアウト、工程の最適化の相談や、既存工場の見直しなどの相談があります。また、外観検査でも、ワークや設備が1mを超えるようケースもありますが、NVideaやシーメンスの3Dシミュレーションいわゆるデジタルツインなどを活用するケースが今後増えてくるし、ぜひ活用すべきと考えます。リアルの情報は、DXなどでSCADAなどで各自動機PLCなどからデーター収集し見えるかの活用が進んでいますが、これらのデータと仮想空間の工場とをつなげてシミュレーションできるようなソフトおよびGPUなどの計算リソース環境がすすんでおり、NVideaのオムニバースなどはもともとお得意とするところです。また、一方では、リアルの世界を、仮想空間に実現することもすすんでいます。特に建築や工事などですが、高機能のライダーで点群データと可視化データを同時に取り込みメッシュ化し3D化してしまうサービスも提供されており、このサービスを活用して、上記のオムニバースなどにそのまま取り込むなどで、現場の改善見直しが仮想空間でできるようになります。これら活用することで、各種工程パラメーターの最適化、非常停止や、通常現場では、なかなかできないことがシミュレーションできるようになり、開発工数や、リスクの大幅な低減が可能となるはずです。
仮想空間でシミュレーションするなどは、MS-DOSの時代から、ロータスやエクセルで行ってきたわけで、現在は、数値だけではなく、可視化し3D化でき、リアルタイムにシミュレーションまでできてしまう。今後は生成AIと各種AIを組み合わせることで、要件をしっかりまとめておけば、一括して生成AIから、目的の工場がシステム含め生成されるようになると思います。人間の価値は、目的目標などの要件をしっかりまとめ、結果をレビューするが、レビューも、別の生成AIで行うなどで、かなりの工数や抜けも防止できるし、最終的に人が判断はするとしても、かなり上位のレベルを検討することに価値を見出すことになるかもしれません。AIは、現場の状況が現時点では把握できていないですが、いわゆるOTですが、これも、そのうち、ヒューマノイドロボットが現場を回って情報収集することで、抜けなく課題を見つけてくれるようになるかもしれませんね。



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